介護「残りの人生もいきいきと!」その2
よくお年寄りは子どもに返るから子どものように扱えばよい、といわれますが、それは少しポイントがずれています。
子どもはこれから成長し人間として完成していくための手助けが必要ですが、お年寄りは人生の経験者です。
たとえボケてしまっても、お年寄りにはその人だけが歩んできた人生があります。
この重みをまず周囲の人が理解し尊重する姿勢が必要です。
そして周囲の人に比べれば残り少ない、しかも締めくくりとなる人生のクライマックスを少しでも充実したものに、あるいは心安らかに送れるための手助けを心がけることが大切でしょう。
また、お年寄りの姿は明日のわが身であるということも忘れてはなりません。
特別な生活を送った人が寝込んだりボケたりするのではなく、だれもが、いつかは同じ状況におかれる可能性を持っている、ということを念頭におき、お年寄りの世話のしかたについて考えたいものです。